何の画像だよ!っていう感じだと思いますが。。。業者さん朗報ですよ!
遂に、根本のフィニッシャーに付く、ゴムのドブ堀カッターが発売されました!
これ何かというと。
オールソールの時に、レザーソールだとステッチンググルーバー(ドブ堀り)で糸が地面に設置しないドブ(=溝=凹こんなん)を掘れたりします。
ゴムだと基本的にドブなしで縫って終わりが通説なんですが、「いやいや絶対ドブ欲しいだろ!」と思ったので、カッターでVに切って納めておりました。
一部の修理店の記事で、特注で作ってもらった~的な情報はあったのですが、それ以外出てこず。
需要ないんだろうな・・・と諦めていた所、実は多くの要望があって根本さんが開発してくれておりまして、この度販売されておりまして、依頼したら最後の1つでして、逃したら納期半年という所でした!
次はこちらの商品です。径の小さいベルトになります。
これもタイミングがあれば買おうとおもっておりました。
何が違うかというと~
靴のあご部を削りやすい!!!それだけ!!
Red Wingとかのスポンジソールを、つなぎ目無く削るときに大活躍するパーツです。
荒いペーパーでザーーーーーっと1回で削ると、きっとかっこいい仕上げになるはず!
多分、人生初であろうデニーズで、パフェ2つ爆食いしつつ珍しく連投。県庁前のデニーズは静かで空いていて凄くいい!
それでは。
関西からチャールズパッチのご依頼がありました!過去のブログからご依頼して頂いたようです。
というわけで、またチャールズパッチのまとめておきます。
↑乾燥?によって表面がパキパキになってしまっていて、今回はそこに左右対称で革を当てることに。
面白いことに逆足はほぼ痛んでおらず、歩き癖?足の左右差?何が影響してるんだろと思いつつ、革の経年変化って分からないな~という結論で片づけました。
パッチを当てる場所が絶妙なこともあり、モカステッチをほどいて、革を巻き込んで再度縫い止めること。
元の縫い合わせの革が柄の溝によって千切れそうだったので、甲側にも革を当てました。
つま先の傷補修もあったので、ヤスリ掛けして~色乗せて~メンテナンスして~完成!
今回は国産キップを当てることにしました。革のきめ細かさは後から調整きかないのが難しい所。
↓革の質感近くないですか?ツヤ感は、磨くと同じようになりました!
逆足も同じように~
全然関係ないですが、病院で花粉症の薬を貰って、しっかり飲んで挑む長野の春。
最高に気持ちいい!!ではまた。
お久しぶりです!
書きたいことは色々あるんですが、月一の更新ペースになってしまう~
今回は、無理だと思われていた加水分解スニーカーの納得解が遂に出た!Vibram社に感謝!という内容です。
これまでも、革はったりスポンジ積み上げたりして、直すことは可能だったのですが、ん~~~。というのが現状でした。
Vibram社から出たスニーカー用の修理部材を使うと、全然違和感なく仕上がります。
↑(ドンッ!!)ちゃんとスニーカーっぽい仕上がりに!
スニーカー用ソールも数パターンあるんですが、これはローリング設計で転がるように作られているので、MBTの加水分解とも相性が良さそう。
ただ、こちらの修理、手間は少ないんですが単品部材としてはお高めで、巻き込んでつけるのでサイズ感が結構シビア。
靴のサイズ通りのソールを買うと全然大きくて使えない。。。という事もあるので、修理業者の方は2サイズくらい小さいの選ぶといいですよ。
Google先生で調べてもサイズ感出てこなかったので、ここに記載しておきます。一つ大きめの買っておいてそれをガイドにすると尚良いっす。
(↑加水分解したウレタンはそこら中汚すので基本袋へGO。いうほど綺麗な店じゃなった。。。)
こちらのスニーカーAIRMAX98限定カラーだったようで、この青にこそ価値があるとのこと。
なので、スニーカー全然知らない身としては、お客さんの要望通りに着色することにしました。
青メイン→白でぼかし→黄色で色をずらして完成。
開業当初に比べて色作り早くなったなと感動。最初は何回やっても色が出来なくてヒィヒィ言っておりました。
青いライン入れて完成~EVA+ゴムなので放置しても加水分解は起こらないもの良い!
かれこれ4か月くらいかかってしまいましたが、ようやく納品できそうです。
それはともあれ、この時期の長野の気持ちよさって本当に最高。ただ、今年花粉辛い。
それでは!
ファスナーの無い ロングブーツのサイドに、新しくファスナーをつける加工。
たま~にサイドジップ付いてないブーツありますよね。サルトルのロングブーツも付いてない記憶が。
サルトルと言えば、何気に調べたらメルカリで1万円以下で出ててビックリ!!!今は亡きフランコマルティーニと同じくらいの落札価格ですが、革のレベル全然違うので、ご検討の方はぜひサルトルで!!マジで!
以下、自分用のまとめ始めます。
色々考えた結果、アッパーだけスライダー+2mm位で切り抜く事に。狭すぎるとスライダーが引きづらい、広いとダサい。
ライニングは真ん中で切り込みを入れるだけ!片足はくり抜いて凄いやりづらかった。。。この状態で縫って、後はいち切りでさらうと仕上がりも良い。
切り抜く深さは、縫いやすい範囲で。店の八方ミシンがショートアームなので、深すぎると後半縫いづらくなる恐れが。多分下まで開かなくても履けるはず。
踵側は、ライニング・当て革・ファスナー・アッパーの順番で組む。両面テープで全然OK!
一回 当て革 ライニングの順で縫ってやり直し地獄を見た。その日は辞めて家に帰った。忙しい時にやるもんじゃない!
一番下は、斜めに切り落とした。じゃないと縫えないはず。いやいけるかも。
結果ファスナー修理より全然やり易い!ただ、ミシンが手回しじゃなくて電動式だともっと良い!次、八方ミシン買う時は、ロングアームの電動を買おうと思いました。
価格は、ロングとショートで料金変える必要はないかも。そんなに時間が増えるわけわけじゃないし、材料費大差いない。プラス1000円とかでいいはず。
次のアッパー系修理は、登山靴の履き口クッション。これ大変そうw
それでは!