スカートの革ベルトが劣化したので、どうにかならないかと母親から相談を受けました。
同系色の豚床スエードを一緒に送って来たのですが、「バーバリーのスカートに豚床革じゃイケてない」と思い、革もこっちで用意。
リスシオという、製靴にも使えるレベルの革が余っていたので、コレを使うことに。
油分が多い革なのでしっとりしていて、タンニンなめしなので味が出ていく革。
油分が多いから強い?のも良い点なのかも。
切り出して、縫って付けて終わりです。
今回は、近所の業者さんにも協力してもらい仕上げました。
発色の良い革と黄色のステッチで、スカートの雰囲気が明るくなりました!
親孝行になればいいな〜。
学生時代から10年履いたという思い入れのあるブーツです。
筒の表面はビニールのようなストレッチ素材で、内側は伸縮性のあるゴム素材でした。
履く際に引っ張って履くので、履き口のその部分が破れてしまっていました。
筒を巻き込んで、ショートブーツとしても履くと言うことなので、伸縮性をなるべく無くさない方法で直したいとのこと。
使う革の実物を見ながら仕上がりを相談して、今回は革を貼って縫い付けるのではなく、被せて隠すだけに仕上げにしました。
なるべく同じようなツヤの革を、筒のラインに合わせてカットして履き口だけ縫い付けました。
ビニールや合皮の破れや劣化を直すことは出来ないので、今回の様に隠してあげる方向が良いと思います。
伸縮する素材でもあるので、下手に縫えないので被せるパターンもありだなと思いました。
仕上がりのイメージやこんな風にできる?などを相談してもらえれば、想定できるリスクなどはお話出来ます。
一緒に相談しながら、どう直すか決めていきましょう!