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今日は、靴の内側に使われている革(ライニング)について調べた事をまとめてみます。

JMウェストン180のライニング修理をきっかけに、ライニングについて調べる事に。

JMウェストンといえば、仏デュプイ社のカーフ(今は違うぽい?)。エルメスもデュプイだとか。

それぐらい、良い革を使っている靴なので、いくら補修だからといって適当な革じゃ嫌だなと考える訳です。

(少し脱線しますが、僕は基本的に「自分の靴だったらどう直すかな〜」って考えて修理しています。理屈とコスパを重視しているので、純正が好きな人はメーカー修理が絶対良いです!!)

デュプイの牛ライニングが、¥120/DS1.2mm(DS=10cm×10cm)で販売していました。

ラインニングでDS100円超えるって、めちゃくちゃ高い!ので断念。

他には、国産牛ライニングが¥60/DS1.2mm、国産豚ライニングが¥35/DS0.8mm

牛ライニングの方は、タンニンも入った革らしく経年変化を楽しめる。豚も色を付けていない素仕上げなので、ある程度の変化は期待できる。

見た目だけなら牛ライニングなのですが、豚は薄くて丈夫なのが強みです。

修理は、ライニングやすべり革の上からもう1枚革を貼るので、革の薄さは重要になってくると判断し、豚ライニングを仕入れる事にしました。(180はタイトに履く靴なので、尚更薄いほうが良い。というかローファーはぴったりで履かないとダメ。)

140DS位の1枚ものを買ったので、当分はこれを使って修理していこうと思います。イマイチだったら変えますが。質はこれまでの革よりも全然いい感じです!

 というわけで、DecoBocoのライニングは当分豚革だよっていう長文でした。

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今日は朝から大学生の卒論取材があったり、修理依頼が多くて来客が多い一日になりました。

パンプス作り&助成金の申請が全く進んでないのがマジでやばい今日この頃。

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