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 久々の投稿になりました。コロナで自粛している中、お預かりしていたコツコツ修理をしていました。

今回は、加水分解した登山靴のオールソールについてまとめていきます。

 そもそも、なんで加水分解が起こるウレタンを使ってるのかという話ですが。

ウレタン自体は、クッション性が高く、反発力も強い、耐久性も強い、水を吸い込みにくい、軽い、多分安い、形状が自在などなど、かなりスペックの高い素材だったりします。

ただ、湿気を吸って崩壊するという最大の欠点があります。ウレタンでもエーテル系は加水分解しないらしいです。が、加水分解する方(エステル系)が摩耗に強いっぽいです。

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基本的にウレタンで修理し直すことはできないので、僕ら修理屋はEVAいわゆるスポンジを積み上げて修理しています。

一応、ウレタンのシートは部材としてあるのですが高価だった記憶が。。。

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スポンジを積み上げていくと、靴の個体差なのか、履き癖なのか多少の歪みが出てきます。

それを、幅の広いヤスリで削ります。普通の修理店だと、この1/3程度の幅のヤスリしかないので、かなり技術が要求されるはず。

当店インソール用として幅広に変更してもらったので、1回ザーーーーっとやると整えることができます。

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スポンジ高を15㎜の高さで作る際に、10㎜+5㎜で作る方が色々と楽だったりします。

ただ、1枚の分厚いスポンジで作った方が剛性が高まりそうだな~と思い、今回は20㎜スポンジを削る仕上げに挑戦。

なんやかんやあって、左右対称に削って完了!なんですが、この対象に削るのが本当に難しかった・・・(削りが難しく1回やり直しました汗)

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 あとは、山で使ってもらってどうかといった所。登山靴の修理は、毎度緊張します!

ではでは~

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